コーネリアスのための映写機:伊藤隆介
Posted in: インスタレーション, ニューフィルム・ジャパン

コーネリアスのための映写機
伊藤隆介/2011/映像インスタレーション
「映画」という19世紀のテクノロジーの再現に四苦八苦することで、映画史を追体験する作品。今回は、人類文明が滅び、地上の覇者となった猿たちが、前文明の残した膨大な量の廃材−映画フィルムを再生するために「復元」するだろう映写機を制作。コーヒー挽き器のクランク、クッキー缶のシャッターが、かつての人類の、カタストロフィへの夢を投影する。ロディ・マクドウォールと、日本語版の声優・山田康夫、テレビ版を演じた植木等へのオマージュでもある。
伊藤隆介
1963年札幌生まれ。「映像の物質性」をテーマに映画、ビデオ・インスタレーションなどを制作。主な映画作品に「版/Plate」シリーズ、インスタレーションに「Realistic Virtuality」シリーズ。本年の発表は「ifvaフェスティバル」(香港アートセンター)「第49回アナーバー映画祭」(米国)「ウルトラマンアート!時代と創造」(全国巡回中)など。北海道教育大学准教授。
作家HP:http://www.ne.jp/asahi/r/ito/index.html
展示作品
インスタレーション
東京(パークタワーホール):4月29日(金)〜5月8日(日)
福岡:6月1日(水)〜5日(日)、名古屋:6月15日(水)〜19(日)
This entry was posted on 日曜日, 4月 10th, 2011 at 3:15 PM
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