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Que voz feio(醜い声):山本良浩
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山本良浩/2011/ビデオ/白黒/8分
出演:小安雪子、小安悦子


イメージ、音、文字からなる意味解釈と知覚体験。映画はレベルを異にする認識の多重体である。継時的なそれを一つに統合するのは映画を見ているそれぞれの「私」だ。映画の内容および、それがどのように創られ、どのように見られるのか、といった映画を見る体験の総体に私は興味を持っており、観客に通常の映画を見るような画一化されたありかたではなく、多重的で、見るたびに「私」が変化するような認識を与えたいと考えている。(Y.Y.)

双子の女性が別々の場所にいる。柔らかな物腰で、幼少期のある事件を語りだす。鑑賞者は2画面の映像、音声、字幕を同時にうけとり、そこに微妙な差異がある事に徐々に気づく。片方に注視すると他方が疎かになり、双子の記憶と同様に、細部が混ざり曖昧になる。時間、話者、字幕など様々なレベルでの「差」を体験する映画。


山本良浩
1981年、千葉県柏市生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。東京芸術大学先端芸術表現専攻修士課程在籍。イメージ、音、文字、展示形式など、映像を「見る」という行為を異なる認識の多重体と捉えて、短編映像作品とインスタレーションを制作している。


上映日

Gプログラム
東京パークタワーホール:5月2日(月)11:30
東京パークタワーホール:5月5日(木)16:30
京都:6月7日(火)14:00 、福岡:6月2日(木)18:40
名古屋:6月15日(水)14:30
横浜プログラム2
横浜:6月10日(金)14:10


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