横2
17歳:佐々木優

17歳 佐々木優/2010/ビデオ/カラー/22分 出演、スタッフ: You.S, Momoko.H, Tomohiro.S, Sagatto, Ojisan, LMC KOTEN and more 思い出せば、17歳の頃の寂しさはいつも自分の中で燃え上がっている。「あたしは、あたしであって、他の何にも”ゆるがない”」と思っていた17歳の頃。私は、入学した高校を3ヶ月でやめた。そして、通信制の高校に転入した。ひたむきに生きて、笑って、怒って、泣いた。いつもさびしかった。作品を通じて、17歳の頃のあたしと今の自分が変わってしまったことに気付いた。あたしはあたしであってわたしではなかった。(S.Y.) 20歳からみた17歳は遠い昔である。「17歳。みっくんが好きだった。いつも怖かった。」「感情のテンションがジェットコースターみたいだった。」作者自身が過去を自演するドラマ。高校時代の派手メイクを再現し、あの頃を語る。同性への憧れ、無為に過ごす日常の嫌悪、老いの恐怖…。熱病の様な時期をストレートに描く。 佐々木優 1990年生まれ、ゆとりド真ん中世代(台形の公式は教えられていません) 2009年、大正大学文学部表現文化学科映像文化コースに入学し、同校の石原康臣に師事。表現映像に触れてカルチャーショックを受け、作家活動を始める。 現在、大正大学在学中。 Twitter:http://twitter.com/yous1103 上映日 Hプログラム 東京パークタワーホール:5月3日(火)11:30 東京パークタワーホール:5月7日(土)16:30 京都:6月7日(火)16:30 、福岡:6月3日(金)14:00 名古屋:6月17日(金)12:00 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


EXIST:新山哲河

EXIST 新山 哲河/2010/ビデオ/カラー/2分 監督・映像: 新山哲河 音楽: 松本好央(FLOATING IN SPACE) 作品のテーマは「存在」です。風の揺らぎや光の輝きを切っ掛けに、空間に馴染んでいた透明物体が現れては突如として消えてゆく。与えられた時間の中で、ただ懸命に躍動、演舞し、その存在を表現し続ける。「それは個であり、集合体であり、全ては世界という存在の一部である」 そんなイメージを映像化しました。(N.T.) ニュートンとは異なり、ゲーテは色彩の生成に光と闇の両方が必要と捉えた。光と闇は作用し合う両極であり、その狭間に色彩が生まれるとする「色彩論」の感覚的図解のようなCG作品。膨大な計算で導きだされたデータの振る舞いであるにも関わらず、光と闇の躍動により一瞬生まれ出る色彩には、生命のあたたかみすら感じる 新山 哲河 1976年、高知県南国市生まれ。CGディレクター/デザイナー。太陽企画(株)CGデザインルーム所属。 2009年、オリジナル作品『MIZU-HANABI』を発表。 作家HP:www.niiyama.com 上映日 Bプログラム 東京パークタワーホール:5月1日(日)11:30 東京パークタワーホール:5月6日(金)19:00 京都:6月8日(水)16:30 、福岡:6月1日(水)14:00 名古屋:6月15日(水)17:00 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


Que voz feio(醜い声):山本良浩

山本良浩/2011/ビデオ/白黒/8分 出演:小安雪子、小安悦子 イメージ、音、文字からなる意味解釈と知覚体験。映画はレベルを異にする認識の多重体である。継時的なそれを一つに統合するのは映画を見ているそれぞれの「私」だ。映画の内容および、それがどのように創られ、どのように見られるのか、といった映画を見る体験の総体に私は興味を持っており、観客に通常の映画を見るような画一化されたありかたではなく、多重的で、見るたびに「私」が変化するような認識を与えたいと考えている。(Y.Y.) 双子の女性が別々の場所にいる。柔らかな物腰で、幼少期のある事件を語りだす。鑑賞者は2画面の映像、音声、字幕を同時にうけとり、そこに微妙な差異がある事に徐々に気づく。片方に注視すると他方が疎かになり、双子の記憶と同様に、細部が混ざり曖昧になる。時間、話者、字幕など様々なレベルでの「差」を体験する映画。 山本良浩 1981年、千葉県柏市生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。東京芸術大学先端芸術表現専攻修士課程在籍。イメージ、音、文字、展示形式など、映像を「見る」という行為を異なる認識の多重体と捉えて、短編映像作品とインスタレーションを制作している。 上映日 Gプログラム 東京パークタワーホール:5月2日(月)11:30 東京パークタワーホール:5月5日(木)16:30 京都:6月7日(火)14:00 、福岡:6月2日(木)18:40 名古屋:6月15日(水)14:30 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


TWO TEA TWO:一瀬晧コ

TWO TEA TWO 一瀬皓コ/2010/ビデオ/カラー/3分/ 脚本:一瀬皓コ 撮影:本田愛 コンポジット・編集・音:上甲トモヨシ マージは過去をイェナーニョと呼んだ。マージはカフェでイェナーニョと待ち合わせをする。離れた二人はもう一度同じになる。それは元とは違う違和感を持つ形。マージは新しい形でイェナーニョと共に生きていく決断をする。(I.H.) ニョキっと起きた女が部屋を飛び出す。枕の凹みがもどるより前に。数歩で喫茶店に着、即お茶。程なく、ニョキっと別の女がガラス越しに表れた。次の瞬間、女と相対し即お茶。鏡像か、双子か、ドッペルゲンガーか? そもそも女は目覚ましで起きたのか。奔放な描線で、二人で一人の女を現したドローイング・アニメーション! 一瀬皓コ 1985年2月山梨県生まれ。東京工芸大学芸術学部アニメーション学科に第一期生として入学。在学中は古川タクに教えを受ける。卒業後は同大学大学院を修了し、非常勤講師となる。代表作は『かなしい朝ごはん』『ウシニチ』など。現在は上甲トモヨシと共にユニットDecoVocalで活動。 人、動物、トリ、植物、地球が好きです。 作家HP:http://ichinose165.com/ 上映日 Aプログラム 東京パークタワーホール:4月30日(土)14:00 東京パークタワーホール:5月7日(土)14:00 京都:6月8日(水)19:00、福岡:6月4日(土)13:00、名古屋:6月18日(土)17:00 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


狐火:土屋由貴

狐火 土屋由貴/2010/ビデオ/カラー/30分 はじめに火があった。記憶の中に流れる、ゆらめく火を映す川。提灯、ぼんぼり、古い街。調べてみると、描かれた火のもつかたちに惹かれた。そこからは、神様、妖怪、火の百鬼夜行。一つのモチーフが自分の中で様々なイメージに変化していった。現象から抽象へ―炎色反応や高速度撮影を繰り返し、絵画の中の炎に近付ける。映像は、具体的な物語を繋ぐだけのものではない。ここに流れる時間が、現象であり、化学であり、心象となるように。(T.Y.) 岩肌のようにざらついた黒い背景を前に、ふんわりと動き回る白い炎の群れ。時には左右対称に、時には上下対称に、浮かんだり落下したりする。その無秩序のようで秩序立ったシュールで摩訶不思議な絵模様が紡ぎ出す多様なイメージは見るものの想像力を刺激する。やがて画面の中央に紅蓮の炎が立ち上り、白い煙で覆われていく。 土屋由貴 1985年東京都生まれ。2010年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。 2007年『沚(なぎさ)』イメージフォーラム・フェスティバル一般公募部門入選。 作家HP:http://yukitcy.tumblr.com/ 上映日 Bプログラム 東京パークタワーホール:5月1日(日)11:30 東京パークタワーホール:5月6日(金)19:00 京都:6月8日(水)16:30 、福岡:6月1日(水)14:00 名古屋:6月15日(水)17:00 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


セックスと長野とイルカ:酒井一樹

セックスと長野とイルカ 酒井一樹/2010/ビデオ/カラー/19分 出演:遠藤麻衣、河内尚子、渡辺万莉菜 “やみにきらめくおまえの光 どこからくるのか わたしは知らない ちかいとも見え とおいとも見える おまえの名をわたしは知らない たとえおまえがなんであれ ひかれ ひかれ 小さな星よ!” これはアイルランドの童謡を引用したミヒャエル・エンデの「モモ」からの二重引用ですが、わりといつもこんな事を考えています。この作品を撮っている時も考えていました。人の中に潜んでいる微かな光のようなものを感じて頂けたら幸いです。(S.K.) お腹の中にイルカがいる夢をみた女。長野の山奥で、熊に怯えて暮らした少女時代を語る女。恋人に試みようとした”ある行為”を告白する女。プライベートな空間で淡々と語られる3つの独白で構成されたドラマ。心理的な警戒距離の内側で、長回しで聞き手に徹するカメラ。ソフトフォーカスでより一層親密な空気を演出する。 酒井一樹 1988年2月4日生まれ、東京都多摩市出身。東京藝術大学油画科版画専攻修士1年。現在、主に映像と版画を表現媒体として作品を制作している。 Twitter:http://twitter.com/takizawa2kazuki facebook:http://www.facebook.com/profile.php?id=100002159710808 上映日 Fプログラム 東京パークタワーホール:5月2日(月)16:30 東京パークタワーホール:5月5日(木)19:00 京都:6月8日(水)14:00 、福岡:6月2日(木)16:20 名古屋:6月16日(木)14:30 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10


ホリディ:平野遼

ホリデイ 平野遼/2011/ビデオ/カラー/15分 声の出演:伊藤しおり、林洸理、平野翔 音楽:YO=RU=RUSSELL、江本祐介 この作品を作っていたときは真夏だった。私の部屋にはクーラーが無く、酷い暑さでおかしくなりそうだった。汗は滝のように流れる。テレビからは雨の中行われた、韓流スタアの葬儀の様子が流れ、一人のファンが「この雨わかります? ヨンハの雨ですよ 私たちにありがとうって言ってるんです」とコメントしていた。飼っていたイモリは、大分前水槽から脱走したが、この夏に干からびた状態で発見した。(H.R.) まるで襖絵のような立派な松の向こうに湖が見える、風光明媚なリゾート地が舞台。けれど湖畔の舞台で演奏するのは、一片の耳に化ける歌姫、湖に大量の水を供給する小便小僧、そして人格を持ったイモリもどきと書けば、これがただの「休日」の光景でないことは一目瞭然。「お〜い」の呼びかけにこだまするのは悪夢か、記憶の断片か。 平野遼 1988年埼玉県春日部市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科芸術コース 卒業見込。主にオリジナルアニメや、写真作品などを製作。紙芝居もやります。お化けやカンフー映画が好き。 Twitter:http://twitter.com/hira_ryo 上映日 Aプログラム 東京パークタワーホール:4月30日(土)14:00 東京パークタワーホール:5月7日(土)14:00 京都:6月8日(土)19:00 、福岡:6月4日(土)13:00 名古屋:6月18日(土)17:00 横浜プログラム2 横浜:6月10日(金)14:10