インスタレーション

五島一浩の3Dビデオ・インスタレーション『東京浮絵百景』が、東京会場の大反響を受け、急遽名古屋で展示されることが決定しました! イメージフォーラム・フェスティバル2011名古屋は6月15日(水)〜19日(日)、愛知芸術文化センターで開催します。


東京浮絵百景:五島一浩

東京浮絵百景 五島一浩/2010/3Dビデオ/カラー/14分 ピアノ:川北祥子 サポート:五島由実 3D映像作品。1台のスチルカメラで、左から右へ動きながらコマ撮り撮影、これを複製し左右の目に同じ映像を用意します。左目用の映像を右目用より遅らせることで視差を作り出し、立体映像を生成します。距離と時間によって産み出される視差は、過去と未来にまたがる視覚を作り出します。日常の時間からほんの少し遊離した、“麗しの都”東京の姿をお楽しみ下さい。   五島一浩 映像作家。フリーの映像制作者として、ビデオ、マルチメディアコンテンツなどの制作に携わる。モノクロームCG作品「FADE into WHITE #2」(’00)でイメージフォーラムフェスティバル2001大賞受賞。「z reactor」(’04)「Different Cities」(’06)他、映像作品多数。 作家HP:http://www.ne.jp/asahi/r/ito/index.html   展示作品 インスタレーション 東京(パークタワーホール):4月29日(金)〜5月8日(日) 名古屋:6月15日(水)〜6月19日(日)


コーネリアスのための映写機:伊藤隆介

コーネリアスのための映写機 伊藤隆介/2011/映像インスタレーション 「映画」という19世紀のテクノロジーの再現に四苦八苦することで、映画史を追体験する作品。今回は、人類文明が滅び、地上の覇者となった猿たちが、前文明の残した膨大な量の廃材−映画フィルムを再生するために「復元」するだろう映写機を制作。コーヒー挽き器のクランク、クッキー缶のシャッターが、かつての人類の、カタストロフィへの夢を投影する。ロディ・マクドウォールと、日本語版の声優・山田康夫、テレビ版を演じた植木等へのオマージュでもある。 伊藤隆介 1963年札幌生まれ。「映像の物質性」をテーマに映画、ビデオ・インスタレーションなどを制作。主な映画作品に「版/Plate」シリーズ、インスタレーションに「Realistic Virtuality」シリーズ。本年の発表は「ifvaフェスティバル」(香港アートセンター)「第49回アナーバー映画祭」(米国)「ウルトラマンアート!時代と創造」(全国巡回中)など。北海道教育大学准教授。 作家HP:http://www.ne.jp/asahi/r/ito/index.html 展示作品 インスタレーション 東京(パークタワーホール):4月29日(金)〜5月8日(日) 福岡:6月1日(水)〜5日(日)、名古屋:6月15日(水)〜19(日)