B-プログラム
ANALEMMA:相原郁美
ANALEMMA:相原郁美

ANALEMMA
相原郁美/2012/デジタル/カラー/8分


繰り返される時間。太陽が昇っては沈む。毎日、太陽はその位置を少しずつ変化させながら、ある軌道を描き続ける。誰も気付く事のない小さな変化を重ねて行く。同時に、絶えず動き続けていながらも、それは終着点を持つ事はない。終わりなき日々を生きているように。(A.I.)

作者の心情を伝えるような字幕に続き、ノイズ音を背景に、女性や樹木などを映し出す静止画像から始まり、2面から3面の動画に移行する。女性が階段を昇り降りし、庭の椅子に座ったりする。反復かと思えばズレて、一種の痙攣的な動きを見せる。作者の内面の象徴的世界という印象が濃いが、それでもパズルのような映像配列が刺激的で面白い。


相原郁美
1989年宮城県生まれ。筑波大学及びイメージフォーラム映像研究所35期卒業。 現在は筑波大学大学院及びスウェーデン王立美術大学に在籍し、短編映像とインスタレーション作品の制作・研究活動を行っている。主な作品に『森』、『ふたりの家』、『Ein Kleines Zimmer』など。


上映日

Bプログラム
東京パークタワーホール:4月30日(火)16:15
東京パークタワーホール:5月3日(金)11:15
京 都:5月20日(月)14:00
福 岡:6月5日(水)14:00
名古屋:6月12日(水)14:00



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