D-プログラム
haze#2:福岡晃久
haze#2:福岡晃久

haze#2
福岡晃久/2012/デジタル/カラー/4分


前作『haze』に引き続き、実写映像の組み合わせによる架空の風景の制作を行い、記憶の中で抽象化された風景/空間の映像化を目指している。今作では砂の山を山並みに見立てて、風景に感じる神秘的な情景を1つのカットに再構成することを目指した。(F.A.)

真白い画面、うっすらとなにかが動く。右から左へ大きな塊が移動する。霧の中から山の姿が浮かび上がる。水墨画のようなモノクロームの風景。霧は晴れては立ち込め、風景は細部を浮かび上がらせては消える。幾重にも折重なった山並み。擬似的に作り出された風景は、光と映像のマジックで見るもののスケール感覚を幻惑する。


福岡晃久
1988年東京都生まれ。架空の風景の抽象映像を制作している。2013年武蔵野美術大学映像学科卒業。主な作品:『haze』(11)、『Harmonium』(13)


上映日

Dプログラム
東京パークタワーホール:4月30日(火)11:15
東京パークタワーホール:5月3日(金)16:15
京 都:5月21日(火)16:30
福 岡:6月5日(水) 18:40
名古屋:6月12日(水)19:00



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