C-プログラム
L’ Image de la Pucelle・Ⅱ:太田曜
POSTED IN: C-プログラム, ニューフィルム・ジャパン, 京都:5月21日(火), 名古屋:6月12日(水), 東京:4月30日(火), 東京:5月3日(金), 福岡:6月5日(水)
L’ Image de la Pucelle・Ⅱ
太田曜/2013/16ミリ/パートカラー/10分
フランス語でピュセル(乙女)と言えば“オルレアンの少女”ジャンヌ・ダルクの事だ。異端として処刑されたジャンヌ・ダルクは貴族でも高位聖職者でもなかった為に何一つそのイメージが残されていない。しかし、その後フランスの威信をかけた運動もあってカトリックの聖者になった乙女ジャンヌは多くの絵画、彫刻の題材になる。元々、その姿が何一つ記録されていないのにも関わらず。そこには、フランスやその他の国々でジャンヌ・ダルクのイメージを政治的、あるいは商業的、あるいは何らかの意図に利用しようとの思惑があったし、それは今も続いている。この作品では、そんな利用され、消費され続ける乙女のイメージに関する分析を試みる。(O.Y.)
太田曜
1953年東京生まれ。パリ第8大学映画科でギィ・フィマン、クローディーヌ・エジックマンから実験映画を、フランクフルトのシュテーデル美術大学でペーター・クーベルカから実験映画と料理を学ぶ。フランスと日本との実験映画を通しての交流活動も行なう。「日本の実験映画フランス巡回上映」ではフィルムで作られた日本の新作実験映画作品をフランスで上映し、レクチャーを行っている。2012年3月にその第9回目をフランス国内4カ所で行った。
ホームページ:http://www.tokyo100.com/ota/
上映日
Cプログラム
東京パークタワーホール:4月30日(火)13:45
東京パークタワーホール:5月3日(金)13:45
京 都:5月21日(火)14:00
福 岡:6月5日(水) 16:20
名古屋:6月12日(水)16:30
This entry was posted on 月曜日, 4月 15th, 2013 at 11:46 PM
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