M:私も幸せが欲しい

MeToo-still私も幸せが欲しい 1作品83分

【フィルムメーカーズ・イン・フォーカス 2 】
ロシアに光る怪星 アレクセイ・バラバーノフ
現在、個性的な若手映画作家を次々と輩出しているロシア。国際映画祭上映の常連作家でありながら、その特異でショッキングな作風のためか、日本でほぼ紹介されることのなかったアレクセイ・バラバーノフ(『ロシアン・ブラザー』、『フリークスも人間も』)。最新作を含む2作を上映。カウリスマキやジャームッシュとも比較されるが、予測不可能な展開と突発的な暴力描写や、その幻惑的な作風で、バラバーノフ独特の世界観を作り上げている。

5人の人間が幸せを求めて、放射能に汚染された常冬の地に存在する“幸福の鐘の塔”を目指す。タルコフスキーの『ストーカー』バラバーノフ版とも言える監督の最新作。ウォッカにまみれたハードボイルドな展開は、よりストルガツキー兄弟の原作に近いかもしれない。2012 年ヴェネチア映画祭、2013年ロッテルダム映画祭公式招待作品。

私も幸せが欲しい アレクセイ・バラバーノフ/ ロシア/ デジタル/83 分/2012


上映日

東京シアター・イメージフォーラム:4月27日(月)21:10
東京シアター・イメージフォーラム:5月3日(日)21:10
京都:5月20日(月)19:00
福 岡:6月8日(土)15:20
名古屋:6月13日(木)19:00



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