プログラム

Kdybych byl špión(私がスパイだったら)

Kdybych byl špión(私がスパイだったら)
 

2014 / 16ミリ / カラー / 7分
  
8ミリから35ミリまで様々なフィルムのコラージュにより、「モノ」としての映画と造形的な対話を行おうという映像詩です。モノには木目や結晶といったテクスチャーがつきものですが、映画のそれは視覚や音声による記録や記憶です。今回は英語圏で公開された日本映画や、チェコで公開されたフランス映画などを素材に、「映画」というメディアの産地や加工による所属、映像と言語情報の綱引きや相乗り状態について考察します。(I.R.)
 

伊藤隆介

1963年札幌生まれ。シカゴ美術館附属大学大学院修了。映像の物質性をテーマに映画、ビデオ・インスタレーションなどを制作。主な映画作品に「Plate」シリーズ、インスタレーションに「Realistic Virtuality」シリーズがある。近年の発表は「Re:Quest−1970年代以降の日本現代美術」(ソウル大学校美術館/国際交流基金)、「第4回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)、「超群島 -ライト・オブ・サイレンス」(青森県立美術館)など。
  

上映日

東京 パークタワーホール:5/1 11:30、5/4 13:45
京都:5/22 16:45
福岡:6/6 18:40
名古屋:6/20 11:30

 
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