2014 / デジタル / カラー / 43分
黒い月が落ちる。間に、間に、私たちは何をするのか。彼らは何を考えるのか。何を選択するのか。ここはどこへいくのか。これはいまです。どれもいまです。
ばかのふりすんななんかしゃべれ。(K.A.)
「2012年に地球、滅亡しちゃうんだって」「やだよ」。黒い塊を運ぶ男。叫ぶ男子高校生。疾走する女子高生。予言者。群がる子供たち。ショットからはみ出す音、入り込んでくる音、イメージの連続と切断、ショットの独立性を揺るがす編集は〈いま・ここ〉の不確かさをあらわにする。〈いま・ここ〉から生の衝動がはみ出そうとしているのか。
1989年横浜生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2011年に制作した短編『きりはじめて、はなをむすぶ。』がイメージフォーラムフェスティバル2012にて大賞受賞。また同年に制作された短編『ぞうが死んだ』がオーバーハウゼン国際短編映画祭インターナショナル部門にて入選。
東京 パークタワーホール:5/1 11:30、5/4 13:45
京都:5/22 16:45
福岡:6/6 18:40
名古屋:6/20 11:30