プログラム

Why Not (A Serenade of Eschatological Ecology)

Why Not (A Serenade of Eschatological Ecology)
 

1969 / 16ミリ(デジタル版上映)/ 110分 / 荒川修作+マドリン・ギンズ / 音楽:一柳慧
  
全裸の女性が、居住空間に置かれているドア、テーブル、自転車などと、その日常的な存在のありかたを問い直すがごとく格闘する。90年代以降に発展させる身体的な建築につらなる思想の原点がここに凝縮されている身体パフォーマンス的映像作品。
 

荒川修作

1936年愛知県生まれ。1961年渡米、翌年より公私にわたるパートナーのマドリン・ギンズと共にニューヨークを拠点に活動を始める。60年代より、ドイツ、フランス、イギリス、日本など世界中で個展を開催し、70年ヴェネツィア・ビエンナーレでは日本代表として代表作「意味のメカニズム」を発表する。
近年は身体を中心とした建築作品を手がけており、95年「養老天命反転地」(岐阜県養老町)、2005年「三鷹天命反転住宅~In Memory of Helen Keller~」(東京三鷹市)などがある。2人の活動は建築・芸術分野のみならず、生命科学、物理学、哲学、医学などの学術者との交流も深い。
 

マドリン・ギンズ

詩人。1941年ニューヨークに生まれ。1962年バーナード・カレッジを卒業。ブルックリン美術館アート・スクールより絵画研究奨学金を受ける。
   

上映日

東京 パークタワーホール:5/1 13:45
京都:5/21 16:45
名古屋:6/22 11:00
横浜:6/27 13:30

 
english