アルベルトは24時間営業のジムで夜警の仕事をしているが、体調が優れない。—実は彼は死んでいるのだ。彼の肉体は少しずつ崩壊しはじめており、すでに日常生活を送るのにも支障が出てきている。現代社会において彼は果たして自分の居場所を見つけることができるのだろうか? カルロス・レイガダスなど強烈な個性の映画作家を輩出しているメキシコが生んだ新たな才能、セバスチャン・ホフマンによるアート系ゾンビ映画。シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀作品賞受賞。
ハレー セバスチャン・ホフマン/デジタル/84分/2012(メキシコ)