『燃え上がる生物』の続編ともいえるジャック・スミスの長編第2作目。1930年代のホラー映画から飛び出してきたモンスター、そして人魚や好色漢たちが、人間の想像の奥底に眠る極彩色の楽園で響宴を繰り広げる。ハリウッドB級映画の女王マリア・モンテスへのスミスのあこがれを具現化したとも言える作品。 ノーマル・ラブ ジャック・スミス/16ミリ/120分/1963(アメリカ)