2014/デジタル/カラー/5分
日常の暴力性をテーマに、メディア(ひいてはその日常)の女性の性の扱われ方に着目した。様々な媒体で女性の体は切り売りされ、人々はそれを見ることに慣れてしまっている。それでいいのかという疑問提示と、自分の意識が侵食され、無理やり作り変えられる気持ち悪さを表した。(O.R.)
都市の裏路地で展開する猥雑な広告イメージ。私たちは嫌悪感も忘れてぼんやりとした苛立ちを覚えるのみである。迷惑
メールやwebページの端々にこびりつくバナーも同様で、もはやネット上のロードサイドだ。そんな苛立ちを5分間で巧妙にあぶりだすアニメーション。スタイルの異なる典型的な性的、暴力的イメージをザッピングさせたインターネット風景論。
1990年北海道生まれ。北海道教育大学の大学院で映像制作について学び、作画アニメーションを中心に制作を続ける。主な作品に『EDアダムと淫乱イブ』(12) 『息の音』(13) 『カーテン カーテン カーテン』(14)など。
東京 パークタワーホール:5/1 18:45 Bプログラム、5/5 16:15 Bプログラム
京都:5/16 16:45 Bプログラム、5/21 18:50 Bプログラム
横浜:5/29 18:30 Bプログラム
福岡:6/7 11:00 Bプログラム
名古屋:6/27 19:00 Bプログラム