プログラム

星空の見える家

星空の見える家
 

2015/デジタル/カラー/45分
  
『星空の見えるお風呂』をつくりたいと言っていた大工の養父が建てた家。しかし、遺されたお風呂場には、サンルーフが造られている。壁を壊すことで亡き養父の『想い』と向き合い、『家』そして『家族』について考えた。(F.Y.)
 
亡くなった養父から家を譲り受けた「私」はある理由から風呂場の外にあるサッシの壁をただひたすら壊しつづける。初めて持つ工具にとまどいながら不器用に、でも着実に、頑固に、女ひとりで。自分を育ててくれた養父に近づくために。そしてその上に自分の行く道を確かめるために。後から続く者たちにも何かを手渡すために。
 

古本有美

1983年福岡県生まれ。会社を辞め、東京造形大学へ入学。映画を撮り始める。2012年にモハメド・トエ監督のシアターショー『Katousha – カトゥーシャ』の記録映像を制作、2013年に Lu N agata監督のサーカスショー『源氏 – The other side of the story -』の記録映像を制作。
 

上映日

東京 パークタワーホール:5/1 13:45 Eプログラム、5/4 11:30 Eプログラム
京都:5/19 16:45 Eプログラム
福岡:6/4 16:20 Eプログラム
名古屋:6/25 16:30 Eプログラム

 
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