プログラム

経路(route)

経路(route)
 

2015/デジタル/カラー/25分
  
近年、親しくしていただいた先輩や友人たちが相次いで鬼籍に入るようになりました。自分もそういう年ごろになったのかなぁ、と時間に追われているような感覚をおぼえます。2005年に胃癌という、場合によっては死にいたる大病を経験し、そうした状況を思ったよりも恬淡と受け入れて楽しむ事ができました。2011年には声帯を失う大手術を経験。それからほぼ毎年追加手術を繰り返す瀬戸際人生が生み出した、これは“風景”です。
 

かわなかのぶひろ

1941年東京生まれ。60年代初頭から8ミリフィルムで作品を手がけ68年には日本初の個人を基盤とする映像作家組織に参画。70年には後のイメージフォーラムにつながる組織を設立主宰。実験映像の定期上映を開始する。これまで長短あわせて100本あまりの作品を手がけ、一貫して個人で作品を制作する意味を問い続けている。
 

上映日

東京 パークタワーホール:5/1 16:15 Fプログラム、5/4 16:15 Fプログラム
京都:5/20 16:45 Fプログラム
福岡:6/5 16:20 Fプログラム
名古屋:6/24 16:30 Fプログラム

 
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