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記憶のマチエール#8

記憶のマチエール#8
 

ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)/2016/デジタル/カラー/30分
出演:外間和子、山口竹尾、八木信忠/撮影:大津はつね、田中綾子/図:大津はつね/CG:田中綾子/音楽(『歌が降りてくる』):井上艦(詩)、周防義和(曲)、やまがたすみこ(唄)/字幕:藤松郁/編集・監督:風間正
 
平成21年から、太平洋戦争体験者を取材した『記憶のマチエール』シリーズを制作。本作で8作目となる。昭和19年から終戦まで、東京は幾度も空襲を受けた。空襲警報発令のため、東部軍司令部作戦室(現・東京国立近代美術館)には「女子通信隊」という秘密部隊があった。今回は、元・女子通信隊員の外間和子氏と山口竹尾氏、そして当時10歳で、表参道で山の手空襲を体験された八木信忠氏にお話を聞いた。B-29襲来情報を市民に伝える側にいた女子通信兵と空襲被害に遭った少年、それぞれ異なる視点から東京中心部での生々しい「戦争体験」を語る。(V.B.)
 

ビジュアル・ブレインズ(風間正+大津はつね)

1981年、TV制作会社テレフォース在籍中、Visual Brainsを結成、映像作家として活動を開始する。マルチメディアを駆使した作品を発表する一方、ディレクターとして様々なジャンルの映像制作業務を数多く手掛ける。現在は、東京工芸大(大津)で教鞭をとる。近著に『現代映像芸術論(出版文化研究会2007) 』(風間)がある。
 

上映日

東京:4/29 13:45, 5/2 16:15 プログラム A
京都:5/14 16:30 プログラム A
名古屋:6/24 19:00 プログラム A

 
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