プログラム

フィオルッチ・メイド・ミー・ハードコア

フィオルッチ・メイド・ミー・ハードコア
 

マーク・レッキー/1999/デジタル/11分(イギリス)
  
『フィオルッチ・メイド・ミー・ハードコア』は、僕が青春の瞬間を捉えた30年に渡る記録を集め、自分にとってのファッション、音楽、クラブ・カルチャーの聖堂としてまとめあげたものだ。
若かりし日々へのノスタルジーが、人々の思い出によって映し出される。「『フィオルッチ・メイド・ミー・ハードコア』というタイトルは、僕にとって、何かキッチュで下品な商品を流行の先端のジーンズに変換してしまうパワーなんだ。70年代後半のフィオルッチは、そんなだったよ。そして、そのブランドに対する信念は、ある意味“生き方”のシンボルになって、神聖ですらあったんだ」(M.L.)
 

マーク・レッキー

1964年、イギリスのバーケンヘッド生まれ、現在ロンドン在住。ニューキャッスル工芸大学、ロンドン大学ゴールドスミス校で美術を学んだ後、2005年から2009年はフランクフルトのシュテーデル美術大学で映画学の教授を務めた。1990年には、ICAのニューコンテンポラリー展、2004年にはManifesta 5とヨーロッパ・コンテンポラリー・ビエンナーレに参加。2006年にテート・トリエンナーレに参加し、作品はテートやポンピドゥーセンターに所蔵されている。2008年にターナー賞を受賞した。
 

上映日

東京:5/1 18:45, 5/5 18:45 プログラム K
京都:5/16 19:00 プログラムK
福岡:6/4 16:10 プログラムK
名古屋:6/25 19:20 プログラムK

 
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