水本博之/2004/デジタル/カラー/17分
実写のパートとアニメーションのパートそれぞれの主人公が旅を続ける世界。登場人物は、支離滅裂な独白を続け、怪物はいつも突然出現し、「組織」の人間達や幽霊達が目的不明のまま抗争を止めず、世界は常にまとまりを欠いている。ラストに2つの旅は出会うが、彼らもまた決して飼い慣らされない怪獣であった。(IFF2005カタログより)
1982年生まれ。武蔵野美術大学映像科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修了。『2つの旅とコーヒー』でIFF2005奨励賞受賞。主な作品:『深海から来る音』(06)、『いぬごやのぼうけん』(11)、『縄文号とパクール号の航海』(14)、『きおく きろく いま』(15)