鼻の日
和田淳／2005／デジタル／カラー／10分
シュルレアリスティックな線画アニメーション。何故だか分からぬが、鼻をくにゅくにゅと揉んでもらうと、壁の穴から別世界を覗けるらしい。耳鼻科の先生ならぬ、その鼻揉みおじさんに列をなす人々。主人公は覗いた穴から別世界に入り込んでは、また列に並ぶ。その反復と差異による展開がユーモラスかつ意表をつく。（IFF2006カタログより）
和田淳
1980年生まれ。大阪教育大学卒業。イメージフォーラム付属映像研究所第28期修了。『鼻の日』でIFF2006奨励賞受賞。主な作品：『春のしくみ』(10)、『わからないブタ』（10）*ザグレブ、アヌシー、広島、オタワの4大国際アニメーション映画祭ノミネート、『グレートラビット』（12）*ベルリン国際映画祭短編部門銀獅子賞受賞。
