Music as Film 七里圭
七里圭による音の映画史『Music as film』は話題となった『映画としての音楽』(2014)の大幅改訂インターナショナル版。“映画フィルム考古学”の視点を獲得した奥山順市は、なんと生唄活弁つき(東京のみ/他会場では収録版を上映)での特別上映。萩原朔美は、映画における”左から右へ”の法則と自身の病の奇妙な関連を探る。中島崇がリュミエールの時代に戻って制作したワンショット、無音の3分は、ブロータース『雨』(1969)へのトリビュート。『母よ、アニメを見よう』は映画という存在の奇蹟をユーモラスに讃える。
Music as Film 七里圭/デジタル/54分/2016
生ヒルム裏 奥山順市/16ミリ/11分/2016
左からやってくるもの 萩原朔美/デジタル/20分/2016
ブロータースへの偽証 中島崇/デジタル/3分/2015
母よ、アニメを見よう 阿部舜/デジタル/11分/2015・・・★
★ = 最終審査ノミネート作品