目の中の水・３ -秋丸の家出-
2014 / デジタル / カラー / 15分
自分の左目が失明したことを題材にした「目の中の水」の3部作の第3部。1部では水越しに見ることの意味を考え、2部ではムビーカメラは片目ではないかと思いついた。3部では、自分の左目は家出したのでは、という結論をつけて展開させた。わたしから、わたしたちへと移行するのが、この3部作のテーマである。(H.S.)
萩原朔美
1946年生まれ。映像作家、演出家、エッセイスト。60年代後半より、演劇、実験映画、ヒテオアート、執筆活動等の分野で創作を開始。多摩美術大学教授。主な作品:『TIME』(71)、『KIRI』(72)、『2月20日』(88)、『クローズド・グラス』(91)、『映像書簡1〜11』(かわなかのぶひろと共作、79—10)
上映日
東京 パークタワーホール：4/29 11:30、5/2 13:45
京都：5/19 14:30
福岡：6/4 16:20
名古屋：6/20 19:00
