プログラム

Shadow of the bleaching

Shadow of the bleaching
 

2013 / デジタル / カラー / 7分
  
8mmフィルムを1コマ単位でマスキングして、ミスト状に漂白したフィルムの青い影は、有機的な細胞に感じる。フィルムと言う人工物がいかに生き物なのかが伺えるのではないだろうか、私たちが手にして触っているフィルムは、ただ単に空間を切り取っただけの造形物ではなく、体内に流れる血流の様に脈うつものなのだ、私がフィルムに対してこだわっているのも、この原始的な作業と行程の繰り返しから来るものである。(S.H.)
 

鈴木宏忠

1969年生まれ。東京映像芸術学院卒。アート・ディレクター。1998年から上映集団ハイロに参加。IFF2011『誰かがいる誰かがいる誰かがいる』上映、IFF2012『20』上映。IFF2013、EXPERIMENTAL FILM FORUM(シンガポール)『Mark』上映。
  

上映日

東京 パークタワーホール:4/30 11:30、5/5 18:45
京都:5/21 19:00
福岡:6/7 13:10
名古屋:6/19 16:30

 
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