プログラム

蝕みの花

蝕みの花
 

2014/デジタル/カラー/25分
  
恋に理由なんて必要ない。また恋愛の対象に例外は存在しない。他人への憧れや好意は恋に発展しやすく、心を奪われた時間は生涯記憶の中で恋と呼ばれ続けるだろう。我が親友である22歳の少女へ向けた劣情を撮った。(H.A.)
 
作者である「私」にとっての「少女」の理想像であり、親友でもある彼女。「私」は同性の彼女への強烈な恋愛感情を感じ、またそこに含まれる性的な欲望を自覚し、苦悩する。愛する人を見つめ、撮影したいという欲求。自らの少女性への執着を正面から見つめる視点が、濃厚な空気感を映し出す。
 

早坂文

1992年宮城県生まれ。高校卒業後に東北芸術工科大学へ進学。卒業制作として『蝕みの花』(14)を制作した。大学在学中の作品に『fuyumi』(12)など。
 

上映日

東京 パークタワーホール:4/30 11:30 Gプログラム、5/4 13:45 Gプログラム
京都:5/21 16:45 Gプログラム
福岡:6/4 18:40 Gプログラム
名古屋:6/24 19:00 Gプログラム

 
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