2013/デジタル/カラー/45分(フランス)
『千の太陽』は1973年のアフリカ映画『トゥキ・ブゥキ/ハイエナの旅』』の主演女優マガイェ・ニアンの美しい、心奪われるポートレイトである。また、アフリカ映画界の中でも重要な『トゥキ・ブゥキ/ハイエナの旅』』はディオップの叔父、ジブリル・ディオップ・マンベティが監督したものである。ダカールとアラスカにて撮影された『千の太陽』は、ニアンを「四十年前は『トゥキ・ブゥキ/ハイエナの旅』」の主演俳優であったが、現在は悲しい目をした牛飼い…、今も未だ消えた過去と起こり得なかった未来を切望する者」(アンドレア・ピカード)として映す。
1982年生まれ。現在はパリで暮らし、監督、女優として活動している。国立現代芸術スタジオ(ル・フレノワ)の大学院や、パレ・ド・トーキョーの研究施設「ル・パヴィヨン」にて学ぶ。主な作品:『LAST NIGHT』(04)、『ATLANTIQUES』(09)、『SNOW CANON』(11)、『ビッグ・イン・ベトナム』(12)。ディオップの2006年の作品、『LE ARTIFICIEL-EXPEDITION』はル・パヴィヨンのグループ展とルイ・ヴィトンセンター、デリー文化センターにて上映される。また、2002年から2010年にかけて、他の監督との合作多数。クレール・デニス監督『35 SHOTS OF RUM』(08)に主演したことにより、女優としても絶賛を浴びる。アントニオ・カンポス監督『SIMON KILLER』(12)にも女優として出演。
東京 イメージフォーラム:5/1 21:15 Pプログラム
東京 パークタワーホール:5/3 11:30 Pプログラム
京都:5/20 14:40 Pプログラム
福岡:6/6 17:20 Pプログラム
名古屋:6/25 19:00 Pプログラム