プログラム

ドリーム・イングリッシュ・キッド1964-1999

ドリーム・イングリッシュ・キッド1964-1999
 

マーク・レッキー/2015/デジタル/23分(イギリス)
  
ウィットに富んで官能的なレッキーの数々の作品は多くの場合主題を明確に表さず、英国ポップ・カルチャーの見落された側面を描くことで個人史や欲望、そして変容というものを探求している。レッキーが1979年に参加したジョイ・ディビジョンのギグのブートレグ映像の発見をきっかけに、現代の我々の個人的な記憶や体験はオンライン上で見つけることができるということを示したものである。『ドリーム・イングリッシュ・キッド』は、ファウンド・フィルムや広告、ポピュラーミュージックで20世紀後半のレッキーの日々の重要なあらゆるできごとの記録を構築する試みだ。
 

マーク・レッキー

1964年、イギリスのバーケンヘッド生まれ、現在ロンドン在住。ニューキャッスル工芸大学、ロンドン大学ゴールドスミス校で美術を学んだ後、2005年から2009年はフランクフルトのシュテーデル美術大学で映画学の教授を務めた。1990年には、ICAのニューコンテンポラリー展、2004年にはManifesta 5とヨーロッパ・コンテンポラリー・ビエンナーレに参加。2006年にテート・トリエンナーレに参加し、作品はテートやポンピドゥーセンターに所蔵されている。2008年にターナー賞を受賞した。
 

上映日

東京:5/1 18:45, 5/5 18:45 プログラム K
京都:5/16 19:00 プログラムK
福岡:6/4 16:10 プログラムK
名古屋:6/25 19:20 プログラムK

 
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