プログラム

診察室

診察室
 

大山慶/2005/デジタル/カラー/9分
  
怪我や病気をすると、普段は意識しない自分の肉体の存在感があらわになる。しこり、鈍痛、膿み、発熱、出血など……。特に、子供時代の身体にまつわる記憶は強烈である。作者は、拡大した肌の質感を直接コラージュし、コマの微妙な揺らめきを利用して、「単なる肉の袋としての私」というリアリティに想いをはせる。(IFF2005カタログより)
 

大山慶

1978年生まれ。東京造形大学卒業。『診察室』でIFF2005入選。のちにカンヌ国際映画祭監督週間をはじめ、多くの海外映画祭に招待される。新作『放課後』を制作中。主な作品:『ゆきどけ』(04)、『ゆきちゃん』(06)『HAND SOAP』(08)*オーバーハウゼン国際短編映画祭賞、広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞など。
  

上映日

東京:4/30 13:00, 5/3 16:00 プログラム V1
京都:5/16 13:45 プログラム V1

 
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