プログラム

TEXTISM

TEXTISM
 

平林勇/2003/デジタル/力ラー/11分
   
「桜の木の下には死体が……」。梶井基次郎の引用と二股の巨木の映像で始まる文学的な冒頭は、突然転調して冷徹なユーモアに満ちた展開となる。どこか飄々とした雰囲気の3つの物語が、テクストと合成音声で綴られる。効果的に映像がレイアウトされ、作者は「メメント・モリ」“死を想え” より“字を想え”と唱える。(IFF2004カタログより)
 

平林勇

1972年生まれ。武蔵野美術大学卒業。『TEXTISM』でIFF2004大賞受賞。CMの仕事をするかたわら、多くの短編映画を作り、カンヌ、ベネチア、ベルリン、サンダンスなどで上映される。主な作品:『PENIS』 (02)*21世紀アジアデザインコンペグランプリ受賞、『BABIN』*ロカルノ国際映画祭審査員特別賞受賞。『663114』*ベルリン国際映画祭特別表彰、毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞、『NINJA&SOLDIER』(14)
  

上映日

東京:4/29 13:00, 5/6 13:00 プログラム V2
京都:5/16 16:30 プログラム V2

 
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