帯谷有理/1992/8ミリ/カラー/64分
陰毛をコレクションした「陰毛日記」なる作品を発表する女性美術家。自らも毛髪に特別な関心を寄せる「作者」は、彼女との交際を試み、8ミリによるフィルム・レターの交換を企図するが―。フィルムに髭や毛髪を貼るなど、実験映画、コンセプチュアル・アート固有の言語を荒々しく振りまき進むその結末は?(IFF1993カタログより)
1963年生まれ。『毛髪歌劇』でIFF1993フィルム・オリジナリティ賞受賞。主な作品:『台湾少年』(94)、『フランス映画』 (94)、『路地の子』シリーズ(95~)、『厭世フフ』(98)、『サイケデリック・オルガン・パンダ』(03)、『野巫女』(07)、『Mystic Tube』シリーズ(08~)