プログラム

ミシンと機関車

ミシンと機関車
 

2015/デジタル/カラー/20分
  
印刷技術の発明は、ワインを作るための圧搾機の応用だそうだ。やがて蒸気機関車の発明により、輪転機が生まれた。機関車は、回転運動と上下運動の連続だ。リュミエール兄弟のシネマトグラフも、ミシンも回転運動と上下運動の連携だ。機関車が生まれ、ミシンが生まれなければ、映画の誕生はなかった。何故、リュミエールは、『列車の到着』を撮ったのか。答えを探す旅が、この作品だ。(H.S.)
 

萩原朔美

1946年生まれ。映像作家、演出家、エッセイスト。60年代後半より、演劇、実験映画、ヒテオアート、執筆活動等の分野で創作を開始。多摩美術大学教授。主な作品:『TIME』(71)、『KIRI』(72)、『2月20日』(88)、『クローズド・グラス』(91)、『映像書簡1〜11』(かわなかのぶひろと共作、79—10)
 

上映日

東京 パークタワーホール:5/1 16:15 Fプログラム、5/4 16:15 Fプログラム
京都:5/20 16:45 Fプログラム
福岡:6/5 16:20 Fプログラム
名古屋:6/24 16:30 Fプログラム

 
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