プログラム

アート

アート
 

2015/デジタル/カラー/10分
  
本作は、伊東宣明自身が日本各地で撮影した自分自身の姿によって構成されている。その映像は、動画投稿サイトやSNS上で目にするイメージと良く似ているが、映像内で伊東が語るのは「アートとは何か」という極めて本質主義的な問題である。しかし、その問題の“正しい”答えは用意されず、むしろ本質主義的な芸術観に囚われた人間の妄信性が浮かび上がる。表現と承認欲求、アートをアートたらしめる美術制度の在り方について、ユーモアをまじえつつ問う作品である。(中村史子[愛知県美術館])
 

伊東宣明

1981年奈良生まれ。2006年、京都造形芸術大学 映像芸術コース卒業。2009年、京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻(造形構想)修了。主な発表歴に2010年「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」サントリーミュージアム、2012年「Me’tis -戦う美術-」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 、2013年 「岐阜 おおがきビエンナーレ2013 」情報科学芸術大学院大学、2015年「アート」愛知県美術館など多数。
 

上映日

東京 パークタワーホール:4/28 18:45 Iプログラム、5/2 11:30 Iプログラム
京都:5/19 14:40 Iプログラム
福岡:6/3 16:20 Iプログラム
名古屋:6/25 14:00 Iプログラム

 
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