アート 伊東宣明
『アート』の伊東宣明は、今風の自撮り映像で巷に氾濫する“アート”の根源的意味を問う。芸術作品とフィルムを対峙させる『フランス・バニング…』、デジタル写真生成上のミスを逆手にとる『OKEPASELA』、ノーファインダー撮影の『冬戯』、ポラロイド写真を用いた『見ること、聞くこと』、未現像フィルムに表現域を見出す『未現ゾーン侵蝕…』。消費社会の価値観とは一線を画した、映像表現の可能性を探求する6作品。
※京都会場では全てデジタル上映
アート 伊東宣明/デジタル/10分/2015
フランス・バニング・コック隊長の市警団 太田曜/16ミリ/4分/2015
OKEPASELA 田中廣太郎/デジタル/5分/2015
冬戯―ふゆざれ― チーム八ミリ天国(ほしのあきら+マエダ・シゲル)/8ミリ/26分/2015
見ること、聞くこと 五島一浩/デジタル/12分/2015
未現ゾーン浸蝕 反射像・透過像 奥山順市/デジタル/12分/2015