プログラム

冬戯-ふゆざれ-

冬戯-ふゆざれ-
 

2015/8ミリ/カラー/26分
  
≪良い加減な映画作り≫を目指した試みチーム8ミリ天国の10作目。これでおしまい。映像はいつも通りのノーファインダーでカメラ内編集でその場限りの巻き戻し、です。対象は家と猫と周囲の景色、です。冬にざれると言いながら、実は春からぼちぼち撮ってます。気持ちの拡散がけっこう好きで、ガチガチにクソ真面目で集中し音を傾けようと(かたぶけ)と足掻くマエダ音と、どうぶつかったり解け合ったりしているか。やっている面白さが伝わると良いんですけど。来年からは、もっと≪良い加減≫に向かいますから、というセンチメンタルジャーニーのロマンチック好きです。(H.A., M.S.)
 

チーム8ミリ天国(映像:ほしのあきら 音:マエダ・シゲル)

ほしのあきらと横溝千夏が立ち上げたユニット。8ミリとカセットで8ミリ映画を作る。画面と音を合わせるのではなく偶然出会わせる、というテーマで年一本のペースで活動。現在まで10人の作家が名前を連ねている。
 

ほしのあきら

1948年生まれ 多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科教授。
8ミリ映像作家。上映集団ハイロ艦長。瞬刊ハイロ編集長。冬のどどんが団団長。和太鼓作曲家。『背中でしな子』(89)、『後ろ影が聞こえる』(08)、『ふるると』(14)
 

マエダ・シゲル

1961年生まれ 東京映像芸術学院卒。いろいろあって、現同時通訳技師、上映集団ハイロ映写技師、「生意気坐」主任。三児の父。『いらだつ気配』(85)、『45歳の空中逆上がり』(07)、『ふるると』(14)、『好きな人には言えない話』(15)
 

上映日

東京 パークタワーホール:4/28 18:45 Iプログラム、5/2 11:30 Iプログラム
京都:5/19 14:40 Iプログラム
福岡:6/3 16:20 Iプログラム
名古屋:6/25 14:00 Iプログラム

 
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