2015／16ミリ／カラー／４分
　　
映画はレンブラントとその絵画への憧憬かもしれない。アムステルダムのレンブラント広場には『フランス・バニング・コック隊長の市警団2015』通称『夜警』の実物大立体彫刻がある。その後ろには絵の作者レンブラントの像もある。冬のアムステルダムは昼間でも薄暗く、まるで夜と間違えそうだった。北方の画家が光にこだわったのはこの暗さの為だったのだろうか。ダム広場の王宮の横の建物には一瞬太陽の光が反射して、ものの見え方がこれほど違うのかと改めて思う。
　

太田曜

実験映画制作／研究。1953年東京生まれ。パリ第８大学映画科でギィ・フィマン、クローディーヌ・エジックマンから実験映画を、フランクフルトのシュテーデル美術大学でペーター・クーベルカから実験映画と料理を学ぶ。フランスと日本との実験映画を通しての交流活動も行なう。“日本の実験映画フランス巡回上映”ではフィルムで作られた日本の新作実験映画作品をフランスで上映し、又レクチャーを行っている。
　

上映日

東京 パークタワーホール：4/28 18:45 Iプログラム、5/2 11:30 Iプログラム
京都：5/19 14:40 Iプログラム
福岡：6/3 16:20 Iプログラム
名古屋：6/25 14:00 Iプログラム