プログラム

未現ゾーン浸蝕 反射像・透過像

未現ゾーン浸蝕 反射像・透過像
 

2015/デジタル/カラー/12分
  
フィルムを自家現像しながら残す未現像の部分を、作者は未現ゾーンと呼ぶ。フィルムのライブ作品『未現ゾーン浸蝕』(15)で、初めてオリジナルフィルムを手回し映写機にかけて上映した。スクリーンに映る透過像は黒いイメージ。スクリーンに映らない反射像は白いイメージ。作者はここで、反射像を初めて意識する。そしてこの作品が生まれた。(O.J.)
 

奥山順市

1947年東京生まれ。高校生の頃から映画を撮りはじめ、1964年に『MU』を制作。一貫して、フィルムそのものをテーマにした実験映画を作り続けている。主な作品:『BANG VOYAGE』(67)、『映画/LE CINEMA』(75)、『我が映画旋律』(80)、『浸透画』(94)、『エマルジョン・ペインター』(09)など。
 

上映日

東京 パークタワーホール:4/28 18:45 Iプログラム、5/2 11:30 Iプログラム
京都:5/19 14:40 Iプログラム
福岡:6/3 16:20 Iプログラム
名古屋:6/25 14:00 Iプログラム

 
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