ニューフィルム・ジャパン(日本招待部門) 
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日本を代表する映像作家の新作、話題作を世界に先駆けて上映 !

映像の過去、現在、未来

新しい映画とは? いま向かうべき映像とは? 映像作家は常にこうした問いに挑み続け、時に原点を見つめ直す。『フーガの技法』(2001)に代表される緻密な抽象アニメーションを発表してきた石田尚志は、『3つの部屋』の中で自らの根源的欲望に立ち返って荒々しいライブ・ドローイングを披露。黒川芳朱は新作『離散の歌』で、人類が共有しているイメージのコアを検証する。60年代より実験映画のオルガナイザーとしても活躍してきた映像作家かわなかのぶひろは、特別講座「映画はどこからきたか」で、映画の発明時代に回帰することで今日の映像のあるべき姿を探求する。

アニメーションの現在形

日本のアート・アニメーションの第一線にフォーカス! 海外映画祭で注目されるドローイング・アニメーションの新鋭、水江未来は『MODERN』でデジタル的な投影図を手で描くことによって“デジタル”を挑発し、人型に切りとられた紙のオブジェが軽快に走り出す、中西義久の『many go round』は、ペーパークラフトの柔らかな質感を描き出す。ほかにも、木炭で描いては消す作業の痕跡が映画に特別な余韻を残す辻直之の『風の精』など、純粋な視覚的魅力のみならず、見終えた後もこころの中に留まる“何か”を包んだ多種多様なアニメーションが並ぶ。田名網敬一と相原信洋のアニメーション・バトルの最新作は『DREAMS』。長年に渡って記述し続けた夢世界に訪れた変化とは?